サイト集客方法~コンテンツマーケティングの時代にやるべきこと

マーケティング

モノが余り、自社商品・サービスを(簡単に)売ることが難しい時代になっています。情報があり過ぎて、自分では選べない! 例えば、家電などを買う時、同じような商品が並び過ぎていて選べないと感じたご経験はありませんか? 結局お店で推奨されたものを買ってしまう。わかり易く説明してくれるものを買ってしまうのですよね。情報があり過ぎることは、情報が殆どない状態と同じくらい選ぶことが難しいのです。

どんなに素晴らしい商品であっても、人に知られていなければ、そして理解されていなければ売れることはありません。逆に言えば、明らかに怪しいと感じるような詐欺話であっても、狙ったターゲットにきちんと情報を届け、しっかりとクロージングをすれば、商品は売れてしまうとも言えるのです。

ここであなた自身のビジネスについて考えてみましょう。あなたの商品の情報は、「わかり易い形」で、「狙っているターゲット」に「適切なタイミング」で、しっかりと届いていますでしょうか? そして、それは理解されていますでしょうか?

インターネットで情報発信! しっかりとできていますか?

一人型ビジネスでは、この情報発信(伝達)に、インターネットを活用することが多くなる傾向があります。私たちは家電量販店のように、店舗で対面で相談に乗りながら、提案営業をすることはできません。営業活動にばかり時間を使うこともできないために、どうしてもインターネットに頼る割合が高くなるのです。

現代のビジネスオーナーに必須と言っても過言ではないインターネットマーケティングは、しかし、そんなに難しい話ではありません。ようするに、『有益で新鮮なコンテンツ(情報)を、それを求めている人にタイミングよく届け、内容を理解・共感してもらうこと』です。ホームページ、メールマガジン、ブログ、ソーシャルメディアなどを使ってバランスよく、それぞれのメディアの特性を活かして、情報を発信し、その目的を達成します。

ホームページ発見してもらう3つの方法

上述のように、インターネットマーケティングには、有益なコンテンツの発信がかかせません。その良質な情報を求めている人がパソコンやスマートフォンを使ってそれを探している際に、あなたのホームページが発見されることが、インターネットマーケティングの最初の一歩となります。

あなたのホームページをいかに発見してもらうか。たくさんの方法がありますが、今の主流は3つです。

○ 検索エンジンからの流入(SEO)
○ ソーシャルメディアのバズ
○ PPC・メルマガ等の広告

この3つをそれぞれ、戦略的におさえていきましょう。

まず、検索エンジン対策(SEO)です。SEOとは、検索エンジンで特定キーワードで検索された時に、あなたのホームページが検索結果の上位にくるようにするための技術のことを言います。このSEOにおいて、今は、あなたのホームページに書かれている情報が「有益」かつ「新鮮」な情報であるかどうかが重要視されています。

SEOで、もうひとつ重要視されている要素に「被リンク」があります。この意味は、「他社(者)が運営しているホームページから紹介されている」という意味です。「良いホームページは、たくさんの人に紹介・引用される」という考え方がベースになっているのですが、近年では、この「被リンクの権利」を販売する業者が増えてきました。そこで、グーグルは高い技術を用いて、あなたのホームページが受けている被リンクが、「自然な被リンクなのか/購入した被リンクなのか」を判別して評価をするようになりました。常識的に考えれば、自然な被リンクを得られるホームページというものは、有益なコンテンツをタイムリーに提供をしている場合だけと言えます。グーグルはその辺りも見抜いて、ホームページをランク付けしていますのです。この要素が重要視される傾向は、今後しばらくの間は変わることはないでしょう。

次に、ソーシャルメディアのバズです。バズとは「拡散」、「口コミ」と捉えていただくと分かり易いでしょう。良い情報は拡散する、口コミが発生する、という考え方に基づくもので、これも当たり前といえば当たり前です。ホームページやブログの記事がたくさんシェアされるほと、その情報は上質であると判断されます。

こうなれば当然、「シェアされる技術」が生まれてきます。ですが、本質を見失っていただきたくないので、ここでは敢えてそこには深入りしません。大切なことは、多くの人が「この情報は他にない」「みんなに知ってほしい」と思ってくれることです。そのような情報をきちんと発信することがイチバン重要なのです。

そして最後は広告。ネット広告は高額なものを告知しても売れないという定石があります。まずは、無料のモノやサービスを提供し、「見込み客リスト」を取ることを目的とし、メールアドレス等の個人情報を集めます。有料の広告は、コンテンツを多く作ることがない分(メールアドレスをもらえる仕掛け、セールスレター等を作ることは必須)、SEOやソーシャルメディアからの集客と比較すると楽ではありますが、最近では競争が激しい分、広告費用も上昇傾向にあり、費用対効果をよく計算してから利用する必要があります。

ネット広告には、PPCやアフィリエイト広告など、たくさんの種類があります。どれを使うべきかについては、商品の特性やビジネスモデルにもよりますので、一概には言えません。ですが、最も効果が高いのは「同業者のメルマガ」で告知することです。「リスト泥棒(もちろんお金を払うので泥棒ではありませんが)作戦」です。他社が集めたメルマガ読者を、自社のメルマガにガサッとまとめて誘導できれば、非常に強力です。そのためのプレゼントやスペシャルオファー企画を作り、上手に競合媒体にアプローチしてみましょう。

あなたが今後やるべきこと

さて、ここまでご紹介してきましたインターネットマーケティングですが、いかがですか? 「大変な労力だな」とお感じになるでしょう?! そうなんです。インターネットマーケティングがコンテンツ重視になり、有料広告でさえ企画重視となっている現状では、起業家にとっては、「時間」「労力」「手間」との闘いが続くことを意味しています。それらを解決するための「効率化」が、勝負の要になってきています。成功するために、毎日の地道な作業の繰り返しでコンテンツと企画を量産することが求められる以上、それを実現する戦略が重要になってきているのです。

あなたが今後やるべきことを、簡単にまとめてみましょう。

1.コンテンツ配信専任担当者をおく

これだけ大変なインターネットマーケティングです。あなた自身がバックエンド提供とコンテンツ配信を兼務することは難しくなっています。インターネットマーケティングは高度化する一方であり、多くの知識を必要とします。副業でやる場合にも、コンテンツをネット配信する作業をしながら本業を掛け持ちしているようでは、質、量、適時性、どれもが中途半端になってしまいます。

それでは、どうしたらよいのでしょうか? 答えは、『戦略的に、最短距離で、まずは集中して一気に、土台部分を作ってしまうこと』です。毎日10分~20分程度のルーチン作業をすればよいという段階になるまで、一気にやってしまうのです。そして、そこから発生する収益を事業に再投資します。

その再投資は何処に使うべきか? 細かい使い道は人それぞれですが、ここでの投資の最終目的は、『マーケティングを一任できる専任担当者を確保すること』です。多くの起業家さんには、社員を雇う余裕はありませんが、ビジネスを継続的に成功させるには、目標を共有できる、信用して全てを委託できる専門性の高いマーケティングパートナーを見つけなければならないのです。そのような人を見つけない限り、コンテンツマーケティングでの成功は難しく、結果、集客ができずに廃業に追い込まれてしまうのです。

そこで、「外注」や「コラボ」が考えられます。コンテンツを企画する人(あなた)、それを形にする人(ライターなど)、内容を編集、調整しながら発信する人(マーケッター)が組んで事業を行うのです。このフォーメーションを組むことができれば、情報発信を有利に展開させることができます。あなたがネットマーケティングを理解していれば(丸投げは厳しい)、外注を効果的に使うことができます。

2. コンテンツ作りと配信戦略を同時に立てる

あなたは、あなたのパートナーが、お互いに連携し合うための仕組みを作らなければなりません。コンテンツ作成と配信の戦略は表裏一体です。どちらか一方だけに偏っては、コンテンツマーケティングは成功しません。あなたが中心となって、お互いが密に連絡を取り合い、情報交換ができるように環境作りをしていきましょう。

コンテンツ制作については、まずはライティング(文章作成)に注力してもらうことから開始しましょう。インターネットは画像、音声、その組み合わせである動画を駆使して発信することができるメディアですが、まだ文字情報がその機軸をなしているからです。

ライターは、しっかりとした内容のある文章を書くためにも、あなたの商品はもちろん、業界にも精通していなければなりません。そこはコンテンツを作るあなたが教育(情報のシェア・説明)する必要もでてくるでしょう。あなたがお勤めの企業が、社員や後輩を育てることと似た感覚ですね。

配信を請け負うマーケッターも、あなたの顧客、市場についてよく学ばなければなりません。見込み客にしっかりとリーチするためには、市場との対話を欠かすことはできず、そのためには見込み客との共通言語・感性・体験が必要になります。それは結局、商品や業界について学ぶことから始まります。

3. ソーシャルメディアをホームページと組み合わせる

スマートフォンが普及し、ソーシャルメディアを日常的に利用する人は増えています。それに伴い、ビジネスに利用したいと考えている人も増えているはずです。日本ではソーシャルメディアのビジネス利用はあまりメジャーではありませんが(成功事例が少ないですが)、世界的には、B2BではLinkedInが、B2Cではfacebookがよく使われており、実績を上げる人が増えています。

先述のように、インターネットマーケティングでは「バズ」が大切です。ソーシャルメディアをホームページとの連携で活用し、良いコンテンツのバズを起します。ここでのポイントは、「ホームページとの連携」です。ソーシャル単体に書き込みを続けても、情報はラジオのように流れてしまい、長期的に見ると蓄積がなく継続的な効果が見込めません。大切なのは、ホームページからのコンテンツ発信→ソーシャルメディアでの拡散(シェア)です。

もし、あなたのホームページがまだできていなくても、準備が整うまで待つ必要はありません。ソーシャルメディア単体でも積極的に利用していく方が、何もしないよりは有利です。コンテンツを作り込んでいる期間、ホームページが検索エンジンに十分にインデックスされていない期間にも、ソーシャルメディアから価値ある情報配信を行い、あなた自身の「信用度」を高めておくとよいでしょう。

ホームページが完成し、ソーシャル上で紹介できるようになれば、価値あるコンテンツは、ソーシャルでシェアされるようになります。そのようなシェアをされるホームページは、SEOに強くなります。これこそがソーシャルメディアとホームページを連携させることの最大のメリットです。長期的にあなたのホームページを露出させたい場合には、シェアされることを念頭にコンテンツ作成に力を入れてください。

まとめ

今回は、コンテンツマーケティング時代に、あなたがやるべきことについて書いてみました。多くの人が効果の薄い情報配信をしているため、今から始める人でも十分に挽回できるチャンスがあります。ビジネスに活かしたいと思っているのにもかかわらず、効果のない「流れて消えてしまう情報発信」を続けている人は、そのうち発信量が減り始め、やがて諦め、消えていきます。有料広告を打っても、しっかりとした企画がなければ、単発の花火で終わりでしょう。

あなたもご経験がありますか? ブログを書いてはみたものの、何の効果もない。毎日の負担に耐えられず、情報発信をやめてしまった。広告をやってはみたものの、クリック費用負担がどんどん大きくなり、怖くなってやめてしまった。私は、そのような状態に陥っている方をたくさん見てきています。もし、効果のないお金・時間の投資をしていたのであれば、やめてよかったです! その時間に、正しい、効果のある、新しいことを始めてみましょう!

日頃、起業家さんたちの活動を見ていて感じることがあります。それは、多くの人が、「自分たちがすでにコンテンツ産業の一部になっていることに気が付いていない」ということです。物販でも、物作りでも、商社でも、小売りでも、伝統芸能でも、B2BでもB2Cでも、(ブランドのない)小規模事業主の新規取引先開拓、既存顧客との関係の維持は、「コンテンツ配信」から始まる時代になっているのです。紹介や偶然に頼り続けることは、もうできないのです。多くの人は気づいていませんけど。。

また、コンテンツ配信と言っても、「ブログを書けばよい」「フェイスブックをやればよい」というようなシンプルな時代も終わりました。お昼ごはんに何を食べたのか発信して喜ばれるのは、芸能人や教祖的な指導者だけのブランディング勝者の特権です。私たちがそれをできるようになるのは、まだ先の話。顧客の注意、関心の奪い合いとなっている今は、「価値のあるコンテンツ」こそが必要なのです。

そして、これだけの「マルチメディア時代」です。複数のメディアを効果的に組み合わせて活用することが求められています。ホームページだけでも足りず、ソーシャルメディアだけでも足りず、皆で集まる懇親会だけでも足りないのです。多くのメッセージを届ける「組み合わせ」が必要になっているのです。

あなたの競合相手は、既にそのことに気づいているかも知れませんね。ひょっとして「競争相手の存在」を忘れていませんか? 家族で食べていく程度の稼ぎなら、そこまで意識しなくても何とかなる、そんな風に思っていますか? その意識は変えないと、危険です。だから多くの独立起業家が、5年で半分、10年で9割が廃業してしまうのです。

今後、フリーランスとして働く人が増えてきたら、定年後に安価で仕事を請け負うベテラン職人さんが増えてきたら、スキルを持つ主婦が空き時間で仕事をするようになったら、、日本がさらに成熟した国家になり労働環境が整うほど、あなたの競合相手の数は増えるのです。

そして、マーケティングノウハウを持つ大手企業がコンテンツを量産しだしたら、大企業がスペシャリストを大量に育成しだしたら、個人が勝てるわけがありません。弱者の立場だからこそ、市場を徹底的に細分化し、いち早く自分が得意とする領域でコンテンツ発信をスタートしなくてはならないのです。

私の周りでも、コンテンツ配信の重要性に気づいた人から、働き方を変えています。何よりも大切なのは起業家自身が学ぶこと。そして、それをマーケティングをやってくれる人の育成です。独立して食べていこうと思うのなら、コンテンツ制作に取り組んでくれる右腕の育成に、今すぐ取り掛からなくてはいけないのです。

このような面倒な作業をなぜやらなくてはならないのでしょうか? それは、新規顧客の開拓、既存顧客の維持のためです。あなたが発信する情報が、その人たちを教育し、あなたのお客様となり、お客様で居続けてくれるのです。それは、どんな商売であってでもです。あなたの配信する情報が、彼らが購買を決定する判断基準となります。情報提供で優位に立つことができれば、あなたの商品が優れていると顧客に感じてもらうことができるのです。

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2007年、集客支援をスタート。全国で1000回を超えるビジネスセミナー・講演、10000件以上の相談に応じてきた実績がある。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自のマーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。
新井一
About 新井一
2007年、集客支援をスタート。全国で1000回を超えるビジネスセミナー・講演、10000件以上の相談に応じてきた実績がある。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自のマーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。