外部環境の変化を味方につける-トレンドに学ぶ商品企画...

マーケティング
2012-06-30

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ビジネスアイデアだしのアプローチのひとつに、「今後減るもの/増えるもの」や、「時流に乗っているもの/衰退していくもの」など、自分自身の強みや能力のみならず、外部環境までも含めて洗い出しするというものがあります。自分の身の周りにあるもの、知り合いも環境も、すべて経営資源やヒントにできるという考え方によるものです。「起業するからには、自分がやらないといけない」、「資格を持っているなど、自分に特別な能力が必要なのだ」と思い込んでしまっている受講生の方にこのお話をすると、少しホッとされた表情をされることがあります。「起業家や経営者はスーパーマンである」と、誤解されている方も多いのだなと感じることもしばしばです。

2012年6月5日付の日経産業新聞 19面に、シャツやスポーツ衣料などに多用するポリエステル繊維の織物の平均単価が大きく下落しているというニュースが掲載されています。記事によれば、『2011年の平均輸入価格が1キロ472円。20年前の1991年と比べ6割安となり、輸入量が同期間で57倍に膨らんだ』とのことです。

繊維と言えば、かつては日本の主力輸出商品であり、製鉄業や鉱業、造船業などと共に、日本の近代化を推し進めた重要産業でした。ですが、国際競争の激化や70円台に定着した感のある円高の影響で、今や産業構造が逆転し、繊維の輸入が大幅に増えたというわけです。国内の生産設備は次々と海外に移管されていますので、輸入量は今後も増え続けるでしょう。起業家としては、このような環境変化やトレンドには敏感に反応したいところです。今年想定される環境の変化、過去3年程度を振り返り、大きく異なる点はあるのか?そんな視点で商品やサービスを企画してみることで、外部環境を味方につけることができるようになります。自分のスキルや、得意なことだけに固執する必要はありません。

例えば、今や誰でも知っている近年の変化として、「節電」、「輪番停電」、つまり「夏が暑く」、「冬は寒い」ということが挙げられるでしょう。そこで、この繊維価格下落のニュースを知り得たならば、「もうすぐやって来る暑い夏」⇒「汗をかく」⇒「速乾性・脱臭機能の高い繊維製品が売れる」⇒「価格が下落している」⇒「仕入れて転売してみよう」と発想することができるかも知れません。そこで、「仕入れ方がわからない」と思っても、足を止める必要はありません。仕入れたい物、ご予算、これまで調べた内容などをまとめていただき、皆さまなりのお考えや計画、不明点を明確にされ、私たちにご相談いただけましたら、きっとアドバイスできることがあると思います。

今は世界的な原料高という状況にありながら、欧州金融危機懸念のリスク回避など傾向により円高に留まっており、また、メーカーも激しい競争により、原材料費の値上がりを簡単には製品価格に上乗せできない事情から、日本では物価上昇を感じることは殆どありません。ですが、これが一転、円安方向に動き出すことになれば、原油、石油製品の価格は上昇し、小麦などの食料品はもちろんのこと、電子部品や電気料金まで、国内物価に様々な影響が出てくることになります。その時はまた、「売れる商材」も変わってくることでしょう。しっかりと環境を見渡して、起業家ならではのフットワークの良さで、ビジネスを柔軟に展開したいですね。

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