スーパー店頭の集客力に学ぶ~現場の「勘」を活かす経営...

マーケティング
2012-06-16

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起業家になれば、何でも自分で決めて動くことが当たり前になります。それがやりたいからこそ、起業する人も多いはずです。ですが、関わる仕事や、現場が増えてくれば、一人で取り仕切れる物事の数にも限界が見えてきます。だからこそ、あなたの代わりとなって、現場で物事を判断してくれる分身の育成が大切になってきます。企業の現場では、どのようにそのようなコア人材の育成が行われているのでしょうか。

2012年6月13日付の日経MJ(流通新聞)1面に、廃棄ロス率を極限にまで引き下げ、高い利益率を上げることに成功している仕出し弁当屋さんとスーパーマーケットの事例が紹介されています。記事によれば、『仕出し弁当の玉子屋(東京)と食品スーパーのタチヤ(名古屋)は、いずれも廃棄ロス0.1%、経常利益率は4~6%と業界トップ級』とのことです。

まずは玉子屋さんの事例です。企業にお弁当を届けるお仕事なわけですが、ドタキャンも少なくないそうです。そこで、営業を兼ねる配達員が、長年の経験を活かして独自に積載量を決め、配達に出るそうです。このお弁当屋さんでは、配達員が持って出たお弁当の数に過不足が生じた場合、本社が連絡を取りまとめ、配達員が出先で商品を融通し合えるようにしているとのことです。本社が詳細の指示を行わず、現場の判断力を高め、機動力を引き出す組織運営。ただの配達員ではなく、個々の能力を活かすために現場に権限を譲る。それを本社がバックアップしてくれるということも、現場の士気向上につながっている好例です。

スーパーのタチヤさんでも、店長の権限を最大化し、現場に判断を任せることで、高い経常利益率(6.3%)を達成しています。記事よれば、『仕入れや価格設定はすべて店任せ。店長も含め全従業員が仕入れや販売、値付けなど複数の業務をこなす。これが見切り販売などで威力を発揮する。午後4時以降は各商品分野の担当者が当日の仕入れ値と粗利益を念頭に、来店客の反応を見ながら値下げの幅やタイミングを決めていく』とのことです。現場の見えない本社から、タイムセールの指示がきたならば、せっかく高値で売ることができる商品でも、安く売ってしまうということが起こりかねません。現場の空気で調整するやり方が、この好成績の理由のようです。

起業家もビジネスを軌道に乗せるには、内外で人を使い、育て、自分の代わりに働いてもらわなくてはなりません。部下を持つ管理職の場合も同じことです。「自分で決めて、人にやらせる」では、自立心、向上心はもちろん、判断力のある部下は育たないでしょう。大きな企業とスモールビジネス、業容や業態も全く異なりますが、彼らの人材戦略には、私たちも知るべきヒントが潜んでいます。

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